ライターデビウ、人の縁、勉強会

この度、


ライバルに学べ! 学生スターエンジニアに聞く


というタイトルで、@ITに連載を持つことになりました。
よろしくお願いします。


第一回はisidai氏にインタビュウ


7/22に第一回記事が公開されました。

第1回 元現役高校生サーバ管理者「isidai」の秘密
http://jibun.atmarkit.co.jp/lstudent/rensai/star/01/01.html


感想やご意見など、どんどんお寄せください。

それにしても、isidai氏が予想以上にいけめそで
なんか悔しかったです。さわやかな人だった・・・


連載開始のきっかけ

編集者id:minesweeper96氏の言葉どおり、
僕がこの連載を持つきっかけになったのは、
勉強会カンファレンス(metacon)2009のビアバッシュで
氏と知り合い、名刺交換し、色々と話が合って盛り上がったのが
きっかけでした。これも


『飲み会第一法則 - 重要なことは飲み会で決まる -』


の実例の一つかも知れません。


人の縁、コミュニティ、勉強会


思えば、DEBUG HUCKS NIGHT!とべとべkwappaさんに出会い、
そのときのビアバッシュでkwappaさんが「メタコン来なよ」と
誘ってくれて、勉強会カンファレンス2009に行くことができ、
そのビアバッシュでid:minesweeper96氏と盛り上がり、
さらに色々な人と知り合うことができました。
(これも、懇親会で話が発展した例。
 その流れがなければ、先日のTOMOYO勉強会への
 参加などもしていなかったんじゃないかと思う。)


やはり、勉強会やコミュニティに参加すると、
横のつながりが非っ常に広くなりますね。


もちろん、学生から見ると、IT勉強会に参加されている他の方の
多くは社会人(現役エンジニア多し)の方であって、
人生の先輩・その道の先輩なので、「縦のつながり」という
要素も少なからずあると思います。
でも、それ以上に「横」の広さがすごい、という感覚があります。
広がる広がる、どんどん広がる。
いつの間にかフランスにも広がってる


本当にIT勉強会は参加しづらいか?


学生がIT勉強会に行きにくい理由として、

  • 知らない人ばっかだろうなぁ
  • レベル高そうだしなぁ
  • 質問とか懇親会とか、ましてや発表するなんて無理ぽ


といった抵抗要素があると思います。
そういった抵抗は僕にももちろんあるのですが、

  • 実際に参加してみると実はそんな大変でもない。
  • 思考がへっぴり腰でも物理的に手を挙げれば何でも質問できる(思考と行動の分離メソッド)。
  • 思考がへっぴり腰でも物理的に名詞を差し出して『お願いします!』と叫べば話ははずむ。
  • 参加するとモチベーションがあがる。
  • 運命的な出会いがたくさんある。
  • みなさんの発表がとっても面白い。
  • 自分も発表者の場合、発表することをちゃんと調べるので、勉強になる。


ということが分かっているので、頭の中では抵抗がありつつも
「興味があるのは事実なんだからとにかく行っちゃおう」と
ATND*1宴会くん*2の操作をするわけです。「おらっ」とか言いながら。


それで、いつも「行ってよかった」と思えてるんだから、
これは学生のみなさん、尻込みしてるだけじゃなくて
「おらっ」と参加しないと損ですよ、と。
そう考えている次第です。
参加を躊躇しちゃう学生のみなさん、
とりあえず参加してみればいいのです、IT勉強会。
不安なのは最初だけで、すぐきもちよく(ry


学生の参加は応援されているのです。

さて、学生の側はそんな風に不安に思うことがたくさんあるわけですが、
勉強会を開催してくれている主催者側はどう思っているのでしょうか。
また、既に勉強会に参加しまくってる学生(僕も含めてですが)は、
不安はないのでしょうか。その辺をちょっと見てみましょう。

まっちゃ445勉強会「学生、未成年の勉強会への参加を応援しています。」
http://matcha445.techtalk.jp/

まっちゃ139勉強会「学生及び、20歳未満の人を応援しています。」
http://matcha139.hiemalis.org/hiki/

まっちゃだいふくさん(id:ripjyr)の主催する勉強会。
どちらのサイトも、でっかい文字で学生の参加を応援してくれています。
言い換えれば「学生歓迎」ですよね。

学生のためのIT勉強会入門
http://jibun.atmarkit.co.jp/lstudent/index/index_itben.html

スーパーセキュリティ学生、上田浩明さんの連載。
現在第二回まで掲載されており、読んでいると「そうだそうだ!」と
言いたくなることばかり。素晴らしいと思います。
(このテーマ「学生のためのIT勉強会入門」での連載を持っていることが
 正直ちょっと羨ましかったりして)

学生は「言語の基礎」「質問力」「勉強力」を身に付けよ
http://jibun.atmarkit.co.jp/lstudent/special/tobe07/01.html

とべとべのkwappaさんが、桐蔭横浜大学で特別講演をされたときの特集記事。
エンジニアとしての就職後の話、勉強会に参加するための「人見知り解消セット」など
リアリティあふれるお話と名言がたくさん。

学生諸君、「就活としての勉強会」に参加せよ
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcom01/rensai/first/03/01.html

勉強会カンファレンス主催者よしおかさん(id:hyoshiok)が書かれた記事。
学生が勉強会に参加することのメリットを、就職活動という側面から
分かりやすく説明されています。就職活動に不安を持っているIT系の学生なら、
もう勉強会行くしかないじゃないですか、こんなの読んだら。


などなど、色々な方が「行ってみようぜ!」「来てごらんよ!」と
言ってくれています。


また、学生に向けてというわけじゃないですが

「IT勉強会は行きづらい」を解決する
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcom01/rensai/zukin/03/01.html

なんていう、id:hanazukinさんの素晴らしい記事もあったりします。


(全部@ITの記事なのは、別に宣伝とかじゃなくて、
 @ITが勉強会やコミュニティ活動の情報発信に力を入れていて、
 良記事が多く揃えられているからです。
 宣伝しても僕の執筆料とか変わらないしw)


どうでしょう。全然、「学生が拒まれている」感じはしないと思うのです。
こういう情報を読むと、参加すると何だかいいことがたくさんありそうだし、
「興味はある、でもやっぱりあと一歩踏み出す勢いがない」という人でも、
「あれ、意外と簡単に参加できるのかな」と思えてきませんか。思えてきたでしょう。


まとめ


思いつくままに気を抜いて書いてるので全然まとまってないわけですが、
強引にまとめると


今回@ITで連載開始できたことのは、素晴らしい縁と偶然と出会いが
たくさんあった結果であって、それらは全て勉強会という場で得られた。
だから学生のみんな、IT勉強会、たくさん行きましょう。


ということですね!

*1:イベントの出欠管理や連絡などを登録・管理できるフリーのWebサービスhttp://atnd.org/

*2:YLUG発祥の、「宴会コード」によって個々の宴会の出欠管理管理ができるWebサービスオープンソースなところがさすが!