イー・モバイル、D23HW を Ubuntu 9.04 で使う(追記アリ
イー・モバイルを導入してみた
ちょっと先週、ネット環境がない状況で一日中開発して、
んーこれは不便だということ実感する機会がありました。
それと、勉強会参加時などに自分のネット環境があるとやはり便利だし、
開催時にもやろうと思えばUst中継などできるかな?と思って、
以前から興味津々だったイー・モバイルを導入いたしました。
(今更とかいわないでー)
端末はD23HW。
で、これをUbuntuで使う
色々なサイトを参考にさせていただいて、
D23HWをUbuntu9.04で使うことができたけど、
ちょっとだけハマったのでメモしとくです。
ちなみに今回使ったマシンは EeePC 1000HE + Ubuntu9.04 です。
どこにハマったかとか
Ubuntu で D23HW - ryunosinfxの日記
http://d.hatena.ne.jp/ryunosinfx/20090706
ネット上になかったので追加。
- gnome-pppを入れる
- sudo apt-get install gnome-ppp
- gnome-pppを面倒くさいのでrootで立ち上げる
- sudo gnome-ppp
- 開いた画面を以下の様に設定
- Username:em
- assword:em
- RemenberPassword:チェック
- Phone number :*99***1#
- 次にSetUpを押す
- Modemのタブは
- Device:Detecteでさがしてもらう。
- Speed:一番でかいサイズで
- 他はそのまま
- Networkingのタブはいじらない
- Connectionのタブは
- Auto reconnect
- Check default route
- Ignore terminal string
- 以上の三つのみチェック
以上でつながった。
参考
http://enjoylife-kogoto.blogspot.com/2009/06/ubuntue-mobiled21hw.html
(8/18追記)
上の手順中、Detectボタンを押しても「モデムが見つからない」的なメッセージが出てしまう場合は、
イーモバ端末をUSBポートにさしたままrebootするとちゃんと認識されることが多いみたい。
基本的にこちら様の設定のとおりでOKではあるのですが、
購入直後のD23HWをubuntu9.04に接続し設定したところ、
「接続後1秒経つと切断し、(Auto reconnectにチェックを入れてるので)
再接続を試みるという無限ループ」
という状態に陥りました。
そこで、gnome-pppのログに吐かれたエラーを見てみる。
GNOME PPP: STDERR: --> Modem initialized.
GNOME PPP: STDERR: --> Sending: ATM0L0DT*99***1#
GNOME PPP: STDERR: --> Waiting for carrier.
GNOME PPP: STDERR: ATM0L0DT*99***1#
GNOME PPP: STDERR: CONNECT
GNOME PPP: STDERR: --> Carrier detected. Starting PPP immediately.
GNOME PPP: STDERR: --> Starting pppd at Sun Aug 17 22:15:21 2009
GNOME PPP: STDERR: --> Pid of pppd: 4318
GNOME PPP: STDERR: --> Using interface ppp0GNOME PPP: STDERR: --> Disconnecting at Sun Aug 17 22:21:19 2009
GNOME PPP: STDERR: --> The PPP daemon has died: A modem hung up the phone (exit code = 16)
内容を調べてみると
Ubuntuのjpフォーラムに関連記事を発見。
D21HWがUbuntu8.10で動作しません。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=5243
(前略)
WindowsXPのPCで一度、設定・接続した後、
Ubuntuでの接続を試みましたところ、無事、安定して繋がるようになりました。
Windows用のユーティリティソフトでEMチップの初期設定が必要だったようです。
(後略)
XPで一度セットアップをすればOKとな??マジっすか。
と思いながら FUJITSU FMV BIBLO + XP で設定。
当然XPでは抵抗なく接続可能。
ふむ、と思って再度EeePC+UbuntuにEM端末を挿すと…
おおお、見事につながりました。
確かにD23HWの対応OSは WinXP / Vista / MacOSX なので、
しょっぱなからUbuntuでつながらないとか言っても
「だから何よ」って言われるだけなんですけどね。
えへへ、そうなんですけどね。
というわけで、UbuntuでEMを使いたいときは、
一度対応OSで接続確立を確認した上で、
上記の ryunosinfx様のサイトをご参考にされると
幸せになれるかも知れません。
以上、兼備忘録。
実は今回そんなことしなくても
coviaのCMR-350を同時に入手したので、
わざわざUbuntuにEMの設定しなくても
普通に11bとか11gの無線LANで使えるんですけどね。
僕は今後、歩くアクセスポイントです(要コンセントだけど)。